第1回ポケモンタイプ統一Raistrano杯

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初めまして、みもれっとと申します。

今回Raistrano主催のタイプ統一仲間大会に参加し、3位で終えることができたので構築記事を書きました。是非読んでいただけると嬉しいです。

以下常体。

 

 

 

<構築経緯>

タイプ統一では受けの相性補完が取りにくく、純粋なサイクル構築よりも展開構築や壁貼りからの積み構築などの直線的な動きをした方が強いと考え、初めは水統一で巨大旋律からのギャラパルや雨エースを軸に考察を開始した。しかし考察を進めていった結果、相手のポリ2やカビゴンを突破できない場面が思い浮かんだため、自らポリ2を使うためにノーマル統一の構築に変更した。
ノーマル統一で直線的な動きをするため、起点作成役に電磁波ステロプクリン、ダイジェッターとして鉢巻ホルードを採用した。物理ATを止めるための図太いHBポリ2を採用し、ポリ2を突破しようと積んできた相手に対して刺さるメタモンを採用した。ここまででカバやナットが重いためラムウォーグルを第2のダイジェッターとして採用。最後に主に電気や水統一の特殊ATに対して強く出られるカビゴンを採用して構築を完成とした。

 

<コンセプト>

・起点役+ダイジェッター

・相手に先にダイマックスさせ、ポリ2やカビゴンで耐えてからメタモンで能力上昇ごとコピーして後発ダイマする

 

<個体紹介>

図太いBDプクリン@リリバのみ(鋼半減)

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特性:おみとおし

実数値:215-*-106(252↑)-105-102(252)-66(4)

電磁波 ステロ 重力 ミストバースト

このポケモンは覚える技が本当に優秀で、ステロ電磁波重力うたう滅びリフレク光の壁と、起点要因として高いポテンシャルを持っている。またノーマル・フェアリーの複合はルリリプクリン系統のみであり、ノーマル統一における貴重な格闘等倍枠であった。
当初は広角レンズ持ちでマジシャ文字の2wを想定していたが、PT単位でサンダーやカグヤやGマタドガス重かったので、重力を採用してホルード地震で見れるようにした。鋼統一にも選出して重力をうつために、リリバの実を持たせていた。

先発性能が高く安定するため、電気・地面・水統一以外の相手には初手にほぼプクリンを投げていた。特性おみとおしによる情報アドバンテージが強く、その後の試合を組み立てやすいと感じた。初戦でスカーフキッスに3連怯みを引かれた時は焦ったが、その後の試合では電磁波を一度も外さなかったので起点要因として大活躍してくれた。

 

意地ASホルード@拘り鉢巻

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特性:力持ち
実数値:161(4)-118(252↑)-97-*-97-130(252)

地震 とびはねる 電光石火 イカサマ

 

数値受けを許さない意地鉢巻型を採用。HB特化のカバやナットすら確2にするとっても偉い子。自分の使ってるHBポリ2には半分入らないため、ポリ2を使う側に回っていてよかったと思った。

重力地震でサンダーやテッカグヤを飛ばした時は脳汁が出た。

イカサマの枠は捨て身と悩んだが、ゴースト統一を意識してイカサマ採用とした。

また鉢巻石火のリーチも非常に高いため、簡単に切らないよう立ち回った。

 

図太いHBポリゴン2@進化の輝石

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特性:トレース
実数値:191(244)-*-156(255↑)-125-115-82(12)

放電 冷凍ビーム トラアタ 自己再生

 

中途半端なアタッカーを分からせるHBポリ2。物理偏重な相手に選出した時は、体力管理に注意して大切に大切に扱った。このポケモンダイマをきることで飛行統一に抗うこともできた。PT単位で地震の一環が切りにくかったが、威嚇トレースと耐久のおかげでランドロスへの後だしが非常に安定した。ランドに叩きがなくなって本当に良かった。

 

生意気HDメタモン@気合の襷

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特性:かわりもの

実数値:155(252)-54-68-54-110(252↑)-61

本構築のMVP。同時対面で威嚇を無効化しやすいS下降、DL対策でD上昇を満たすための生意気個体。

ダイマ技で強化した相手をコピーして後発ダイマする動きは本当に強い勝ち筋だった。麻痺状態の相手をコピーすればスカーフなしに上が取れるので、対面性能を高めるために襷を採用としたが、実際に麻痺を入れた相手をコピーすることはなかった。

あと同速で勝った記憶はほとんどない。それでも相手のダイマを切り返して裏まで貫くメタモンの雄姿(ガラルファイヤーやガマゲロゲの姿)は忘れられない。

 

意地ASウォーグル@ラムのみ

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特性:まけんき

ブレバ インファ ビルド 羽休め

実数値:175-192(252↑)-95-*-96(4)-132(252)

PT全体で物理ATが多く、威嚇や鬼火を呼びやすいと思ったため採用した。補完枠としてかなり刺さっていると感じていたが、ダイマタイミングが難しくなかなか上手に使ってあげられなかった。後から気づいたが、PTで重い雷鳴蹴りGサンダーに対してはウォーグルダイマさせてまけんきを発動させる動きが刺さったかもしれない。

 

意地HDカビゴン@突撃チョッキ

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特性:免疫

実数値:235-178(252↑)-85-*-162(252)-50

地震 種爆弾 瓦割り ヒートスタンプ

今大会のトップメタは戦慄ラプラスを要する水統一だと考えていたため、戦慄ラプラス軸に絶対に勝てるようにするためHDチョッキ瓦割りを採用した。またポリ2やカビゴンを見て出てくる毒持ちを対応するため免疫個体とした。毒ガルドや毒統一に打つ地震、ラグやガマゲロゲに打つ種爆弾、PTで全員苦手なナットレイに対するヒートスタンプを持たせた。この構成に辿り着くまでにかなりの時間がかかり、特殊耐久と欠伸とDDラリアットを実質両立するための†チョッキ投げつける欠伸型†などまで本気で考えたが、最終的には上記の技構成に落ち着いた。全考察の8割をこのポケモンに使った

実際の対戦では壁エレキに対して瓦割りをうてたり種爆弾で水統一に強く出られたりしたので、大活躍してくれた。ただナットレイにもラプラスにも1度も会わず、全人類飛行統一を使っていたのでマッチするたびにうなってしまった。

 

<基本選出>

プクリンホルードメタモン

カビゴンウォーグルメタモン(対水統一)

 

<きつかった相手>

Gサンダー、スカトリキッス、挑発ギャラ

 

<総括>

予想が外れて飛行統一が多すぎたものの、9戦6勝で最終的に勝ち越せて3位を取れたので、十分満足のいく結果でした。

主催者および対戦してくださったみなさま、ありがとうございました。

今後もチャンスがあれば仲間大会に参加していこうと思います。